ルサッフルブログ
第10回saf製パンコンテスト 最終審査~表彰式 開催レポート
2024年4月16日(火)に第10回saf製パンコンテストが日仏商事株式会社(東京都渋谷区)にて開催されました。当コンテストは2003年にルサッフル社150周年記念事業の一つとして第一回目が開催され、その後2年に一度のペースで回を重ね、この度第10回目を開催することができました。(作品をご応募いただいた皆様、誠にありがとうございました。)
この度、全部門で157作品のご応募をいただき、最終審査では書類審査で選出された15作品の試食、外観、内相の審査と各選手のプレゼンテーションをもとに行われました。
本記事では最終審査~表彰式までの様子の一部をご紹介いたします。
●開催テーマ
今回の開催にあたっては、LESAFFRE社が創業170周年、サフインスタントイースト赤の発売から50周年、そして2003年からスタートしたsaf製パンコンテストが今年で第10回目を迎えるなど3つの周年が重なったこと。
そして何よりもLESAFFRE社と日仏商事が今後ベーカリーの皆様の周年を共に祝えるパートナーでありたいという思いを込めて作品テーマを「Anniversaire~共に周年を祝うパン」とし、皆様が今後迎えられる周年記念に作りたいパンを公募させていただきました。
●審査員紹介
・Boulangerie Parigot オーナー 安倍 竜三氏
・株式会社オフィス・フェーブ 代表取締役 並木 麻輝子氏
・帝国ホテル東京 ベーカリーシェフ 二宮 茂彰氏
・ルサッフル インターナショナル ベーキングセンター テクニカルアドバイザー ジャンルイ・ブビエ氏
・日仏商事株式会社 取締役 西田 純司氏
最終審査:外観・内相・試食による審査
バゲット部門、ヴィエノワズリー部門、課題解決部門それぞれの作品において外観、内相の審査と共に試食による審査が進められました。審査員は個々に応募用紙を確認しながら展示された作品をバゲット部門から順にじっくりと時間をかけて審査を進めました。
最終審査:3分間のプレゼンテーション
各部門5名ずつ3分間で自身の作品について開発意図や配合、工程について自らの言葉で伝えます。その後、審査員からは、材料を選択した理由や、工程についての考え、店頭販売での実現性の可否などについて鋭い質問が飛び交いました。
表彰式:5名の入賞者を発表
表彰式は、審査会場(日仏商事(株)東京事業所)から移動してラグナヴェールアトリエで開催いたしました。挨拶、歓談、目録の贈呈の後、いよいよ5名の入賞作品が発表されます。入賞作品に選ばれた5名の選手には副賞としてフランス研修旅行が贈られます。
※各入賞作品の詳細については、個別のページを設けご紹介しておりますのでご覧ください。
課題解決部門賞:Pont pour avenir / 未来への架け橋~「発酵後冷凍製法pain de mie」
(ホテルグランヴィア京都(株式会社ジェイアール西日本ホテル開発 松木 崇至様)
選手の皆様をはじめ、審査員の皆様および関係者、サポートいただいた皆様からの多大なご支援のおかげで第10回saf製パンコンテストを無事終えることができました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
私たち日仏商事とLESAFFRE社は、今後皆様の更なるご活躍を期待すると共に、皆様がより良いパン作りを追求できるよう、引き続き品質の高い安定した製品やサービスを提案して参ります。